高度なテクノロジー x 不動産 =「RaaS」

SOZONEXTがこれまで培ってきた、不具合が許されないミッションクリティカル・システムの開発体制と、高度なテクノロジーを活用した不動産サービス(Real estate as a Service:「RaaS」)のご提供体制を統合することにより、今まで以上に付加価値の高い製品やサービスをご提供可能な体制が整いました。

RaaS事業向けシステム開発事例

不動産業界のIoT活用シーンの革新なるか
IoTプラットフォーム × AI × エコシステムを実現へ

SOZONEXTは、全国どこの施設でも、施設のジャンルや施設数を問わず、複数施設をリモートで無人運営が可能となる先端 IoTプラットフォームシステムの開発も行っております。

このシステム開発により、施設の運営管理側は、いつでも・どこでも(Anytime・Anywhere)施設内外の状況を可視化することが可能になります。

「何が問題なのか?」 業界内部を深く知るITチームが行う要件分析

現状のIoT及びIoTプラットフォームの問題点

  • 上図に示すように多様なアプリケーションにおいて様々なベンダーが存在し、各々の通信プロトコルの変換が必要であること
  • 地層創生事業や、スマートシティなどを構築するにあたり、益々膨大かつ様々なセンサーが必要になる上でのセンサーの管理ボリュームとトラフィック制御の問題が生じるため大規模なIoT機器管理が容易ではないこと
  • 様々なベンダーのIoT/AIoTプラットフォーム間での互換性が乏しいことにより、一般的に、お客様において新規IoT機器の活用が困難であること
  • IoTプラットフォームの新規導入費が一般的に高額であること
  • ※IoTプラットフォームに関する諸問題と解決策の例の詳細については、ビル業界専門紙より取材を受けた掲載記事「スマートシティの課題と今後の焦点もご参照ください。

ITチームが導き出した解決策の一例

エッジコンピューティング マルチベンダー/マルチデバイス/マルチプロトコル

  • 多様なアプリケーション・ベンダーにより異なるプロトコルを、標準データ(MQTT) に変換してルーティングを行う。
  • 大規模のIoT機器からのビッグデータのトラフィックや負荷を分散し、かつそれらのデータを リアルタイムに処理する。
  • 3rd Party IoTプラットフォームとのインターオペラビリティにより、IoTマルチプラットフォームの構築も可能にする。
  • システムを数社での共用(SaaS)とする(一社のみでの利用も可能)。

当システム開発がもたらす効果の一例

各地に多数存在する空き家に、本システム及び本システムと連動する各種IoT機器を導入することによって、無人運営管理が可能な宿泊施設(以下「バケーションレンタル施設」と呼びます。)として運用が可能です。空き家が再生され、施設所有者様の収益性向上と建物価値の向上にも繋がりますので、わが国における社会問題の一つである「空き家問題」解決の一助として貢献可能です。

本システムは複数社共用(SaaS)型ですので、利用者層(当初は弊社自身)が低コストで迅速に利用可能です。近い将来の事業規模拡大などに備えて、一社専用型(専有)も可能なシステムと致します。データ蓄積用及びバックアップ用容量面では拡張することも可能です。

システムアーキテクチャ図

地方創生事業やスマートシティ構築の際の都市OS」としても拡張可能